熱源機の話 ビルの計装のお仕事52
計装屋です
ビルの計装工事の専門です
熱源設備について
代表されるもの
1 ターボ冷凍機 電気の力で冷媒ガスを圧縮・凝縮して冷水を作り出す
2 吸収式冷温水発生器 冷却水を冷媒として冷水を作り出す
3 ボイラー ガスを燃焼させ温水を作り出す
熱源機を1次として負荷側に冷水・温水を送水する方法に
熱源機と同じ台数を運転して送水する1次ポンプでの送水方法と
一旦ヘッダーで受けてヘッダーから2次ポンプを通して送水する
方法があります
1次ヘッダー方式の場合は負荷側へ送水する負荷流量は一定となるため
負荷側には2方弁を使用せず3方弁を使用します
負荷が減ると冷水なら還り管の温度が下がってきます
熱源機の容量制御で冷水の製造を控えます
つまり1次ポンプの場合あまり計装出の制御は出番がありません
温度監視や熱源機の発停だけとなります
2次ポンプの場合はどうでしょうか
熱源機で製造した冷水はヘッダーに送られ
ヘッダーの2次側ポンプの台数を変えたり、INVで送水量を減らしたり
負荷側の要求流量に合わせ水量を調節できます
制御方法は負荷からの還り流量を流量計で計測
その流量となるようにポンプ台数を調整します
ポンプが最後の1台となったときにINV制御して
流量を減らしてゆきます
熱源側は1定流量なので運転台数で調整してゆきます
熱源機の台数制御は流量ではなく還りの熱量を見て判断します
2次ポンプ方式の時は負荷側の流量に変動があっても送水流量を
制御しているため、2方弁で制御します
熱源機の種類の中で冷却水を冷媒としているものには
冷却塔制御で冷却水の温度管理が必要です
冷却水は冷却塔へ送水することで温度を下げます
冷却塔に送られた冷却水は外気に触れることで温度を冷ましていきます
いかがですか、今回は熱源の制御についての話ですが
細かいところはまだまだありますがきりがないので
これぐらいにしときます
次回をお楽しみに
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