ビルの計装のお仕事⑮
計装屋です
ビルの計装工事の体験談の続きを書きます
その現場をやってる頃
IT革命がやって来ました
初めて携帯電話を購入しました
docomoのp201です
まだメール機能どころかカメラもありません
家電の子機みたいなものです
買った当初は携帯電話の
番号は10桁しかなかったのですが
そのうち、現在の11桁にかわり
画面の文字数が10桁までだったので電話がかかってきた時
数字か流れて最後の1桁しか表示しませんでした数字しか表示できなかったと思います
仕事関係で携帯電話を使用した
時は毎月利用詳細にマーキング
して提出し合計金額を請求
していました利用詳細を送ってもらうのに
¥100かかりました
その他のIT革命としてノートPCを
手に入れました
OSは当時最新のwindows3.1
その後updateしてwindows95
NEC 98NOTE Light PC9821LTでした
もっぱら使用していたのは
一太郎とLoutus1-2-3でした
機器の手配表とかを作成
していました
工事の方は工事区分の関係で
空調工事に動力2次側工事が
あり計装だけでなく動力工事も
かなりあった覚えがあります
当時電気工事士の資格は
もってませんてしたが
独学で配線サイズを選定して
施工図に反映させてました
確かほとんど400vだったと
記憶してます
送電する前はメガーチェック
して記録を残してました
相の確認は電気屋さんと一緒に
確認していました
今から考えたら無資格で
管理していたのです
いい時代でした
計装工事は空調は基準階は顕熱エアハンとVAVがたくさんありました当時はまだ施工図は手書きでした動作説明書はFE部の先輩が
打合せと製作指示をしてくれていたため工事だけ見ていればよかったです
1期工事の既設ビルの改修が多く
土日も休みなく働いてました
3か月間休みなく働いていたこともあります
今なら考えられませんね
あの頃は若かったまだ20代でしたから
東京駅から近かったので現場の近くで
TVの撮影もやってました
平日お昼休みに現場事務所のすぐそばで
の中継が来たこともありました
オーム真理教の地下鉄サリン事件が
あったのもこの現場やってる時でした
朝礼やってるときにやけにサイレンがあちこち
から聞こえてきたのを覚えてます
サブコンの職員で同年代で家も同じ方面
の彼とよく2人で飲みに行ってカラオケを
歌っていたなあ
なんだかんだで現場は無事竣工しました
次回は別の現場を書きます