ビルの計装の御仕事㉜

計装屋です
ビルの計装工事の体験談を書きます
電話会社の関連会社の研究開発拠点の建て替え新築工事です
５階建ての小さい建物でした
熱源は空冷ヒートポンプが１台と補助的に地中に配管を埋めた自然の地熱を
利用した地熱との熱交換だけでした
負荷はFCUのみです
配管をいろいろなパターンで切替て『スマートサーマルリンク』と呼んでいました
地熱とサーバー室の排熱えをオフィス冷暖房とサーバー室冷房のエネルギーと
して熱融通を行っています
冷温水配管を熱融通５パターンに合わせ切替弁の開閉をやっています。

そのほかにデシカント外気処理ユニットという外気を入れるパッケージみたいなもの
を２-３階は設置していました。
各装置のレタンダクトにCO2センサを設置しており１台でもCO２濃度が設定値を
超えると停止していたデシカント外気処理ユニットを増段運転します
普段デシカント外気処理ユニットは２台毎の自動ローテーション運転をおこなってます。

その他は外気温度湿度降雨状態風向風速の情報を中央監視に表示し、
自然換気が有効となれば表示します。

雨水の制御は感雨センサーで降雨を感知して降雨が１分続いたら
降雨中と中央監視に表示と雨水取入れ弁を閉から開に動作させ
雨水貯留槽へ雨水を溜めます
この現場は以上です

次回は別の現場を書きます