ビルの計装のお仕事⑬
計装屋です
ビルの計装工事の体験談を書きます
過去の現場体験
まだ、自社の仕事はわかっていなかったのですが
2件目の現場に常駐が決まりました
1件目の時と所属が変わり
仕事がわかる先輩はいません
上司も自分の現場が忙しく
ほぼ、ぼったらかでした
DHC受入現場だったので
熱源は蒸気ボイラしか無かったと思います
大手保険会社の研修所の新築工事でした
地下階と地上2階までが研修会場で
上の階は宿泊施設でホテルのような部屋
建物は真ん中が吹き抜けていて
シースルーエレベーターが見える
リゾートホテルのような建物でした
研修所の部屋毎ように機械室があり
エアハンが設置されていたと思います
エアハンの中に計装パネルとINV盤を組めこむ
冷温水2方弁と蒸気加湿弁を組み込んた
仕様でした
蒸気加湿弁をエアハンの中に組み込んでいたので
周囲温度が高すぎて不具合を起こしていたと
記憶してます
それ以降の現場ではエアハンの中に蒸気加湿弁を
組み込んた設計図は見たことが無いので
悪い事例として浸透したようです
宿泊施設の小部屋はFCU制御でした
その他に電気集塵機付全熱交換器があった
と思います
FCUは電気式でメーカーのスイッチを
ナイトパネルに設置、
中央監視からインターロックで強制停止が
できたと思いました
2方弁はスプリングリタンでした
インターロック用の配線が不足するという
施工指示ミスで会社の同期に手伝ってもらい
一晩中配線工事をした事が失敗の
記憶に残っています
電気集塵機と全熱交換器はメーカー別々の
ものでインターロック配線を計装工事で
行っていたのですが
よく覚えてませんが
動作確認するのに200vを触ってしまい
肘まで感電してしびれたこともありました
恒温恒湿の制御が一箇所あり
自分で盤改造をしたのですが
調整と約束した期日に間に合わず
しかも途中の連休にスキーに行って
調整に怒られたこともありました
そのスキーですが現場のサブコンさんたちと行ったのですが車のエアコン故障で
毛布に包まれながら曇る窓をウエスで
拭きながら生きました
しかも現場が終わって夜に集合して向かったのですが大渋滞でノロノロ運転
おまけに明け方近くになり
全員眠くなりPAにたどり着けなっかたので
前の車に追突してしまいました
大した衝撃は感じなかったのですが
前の車のリアは異常なほどぼっこり下に下がっていました
警察を呼んで現場検証してもらったのですが
お巡りさんが防寒用なのか白いナイトキャップみたいなのをかぶっており
不謹慎と思いながらみんなおかしくて
笑ってしまいました
最後は番外編でしたが、2件目の現場の
記憶は以上です
竣工するころには入社して4年となっていました
次回は別の現場を書きます